ドローン点検
どろーんてんけん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
ドローン点検とは
無人航空機(ドローン)を用いてインフラ施設等の状態を遠隔から調査・記録する点検手法です。橋梁の床版裏、高断崖の法面、高層建築物の外壁など、仮設足場の設置や高所作業車の進入が困難で危険が伴う箇所の近接目視点検を代替・補完するために用いられます。維持管理の定期点検や、災害発生直後の初期調査工程で活躍します。高解像度カメラのほか、赤外線サーモグラフィやレーザースキャナを搭載する機種もあり、ひび割れの幅、コンクリートの浮きや剥離、鋼材の腐食などの劣化状況をデジタルデータとして効率的に取得・把握できます。
出典: 社会資本メンテナンス戦略小委員会報告(国土交通省)
現場での使われ方・注意点
現場では単に「UAV点検」や「空撮調査」とも呼ばれます。段取りの勘所は、事前に航空法に基づく飛行許可・承認手続きを済ませ、電波障害の原因となる高圧線や通信基地局の位置を周辺環境を含めて把握しておくことです。通常の空撮とは異なり、構造物に極めて接近して飛行するため、GNSS(GPS)の電波が遮断されやすく、機体の制御が不安定になる「非GPS環境下での操縦」が要求されます。よくある失敗は、風速5m/s以上の強風や突風を見誤って飛行を強行し、橋脚に衝突・墜落して第三者災害や機体の大破を招くことです。
別の呼び方
無人航空機点検ドローン調査空撮点検
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インフラ維持管理・点検の中での位置づけ
ドローン点検は「インフラ維持管理・点検」の用語です。この分類の9語はインフラ維持管理・点検の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-18