深層混合処理機
しんそうこんごうしょりき
深層混合処理機とは
軟弱な原地盤にセメント固化材の粉体またはスラリーを注入し、機械的に撹拌・混合して強固な柱状の改良体を造成するための専用建設機械である。軟弱地盤の上に建物を建てる際、地盤の支持力を高め沈下を防ぐ目的で使用される。クローラー式で現場内を移動し、鉛直のリーダーと呼ばれる支柱に沿って大型の撹拌翼や高圧ノズルを備えたシャフトを回転・昇降させて施工する。粉体の固化材をそのまま空気圧で圧送する粉体噴射撹拌機と、水と練り混ぜて液状にしたスラリーをポンプで圧送するスラリー撹拌機の二種類に大別される。
現場での使われ方・注意点
地盤改良工や現場監督が、地盤改良工事を行う際に搬入して組み立てる。ベースマシンの傾きはそのまま改良体の傾きに直結し、鉛直精度が狂うと上部構造物を正しく支持できなくなる。そのため、敷鉄板やアウトリガーを用いて機械の水平度を厳密に確保することが最大の段取りとなる。似た工法である浅層混合処理との違いは、重機の規模が大きく施工深度が深い点にある。典型的な失敗は、事前の地盤調査で確認されていなかった地中障害物や巨大な転石に撹拌翼が激突してシャフトが折損し、機械の修理と障害物撤去で工期が大幅に遅れることである。
別の呼び方
深層混合処理セメント柱列Deep Mixing Method地盤改良機地盤改良重機スタビライザー深層撹拌機
この工種の歩掛
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基礎工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10