舗装ひび割れ率
ほそうひびわれりつ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
舗装ひび割れ率とは
舗装路面に発生したクラック(ひび割れ)の密度を示す比率であり、わだち掘れ量・平坦性とともに路面の健全性を評価する主要な維持管理指標。舗装の寿命や下部構造(路盤)の傷み具合を客観的に判断し、限られた予算内でどの区間から優先して修繕工事を行うかを決定するために用いられる。国や自治体が管理する道路の定期点検で測定される。一般的には、調査区間の路面を50cm四方のメッシュ(格子)に仮想的に分割し、その中でひび割れが一つでも通過している格子の数を数え、全体の格子数に対する割合(%)として算出する。
現場での使われ方・注意点
道路の修繕工事を発注する際の設計図書作成において、現況の劣化度を数値データ化するために算出される。単なる一本線のひび割れ(線ひび割れ)だけでなく、ひび割れが繋がってブロック状に剥がれそうになっている「亀甲状ひび割れ」を見落とさずに面積として正しくカウントするのが調査のポイント。パッチング(部分補修)された跡もひび割れ面積に含めて計算する。目視調査で細かいひび割れを過小評価して低いひび割れ率で報告してしまい、数ヶ月後の実際の工事着手時には劣化が激しく進行していて、予定していた補修工法では対応できなくなるのがよくある失敗。
別の呼び方
ほそうひびわれりつひび割れ率クラック比率
インフラ維持管理・点検の中での位置づけ
舗装ひび割れ率は「インフラ維持管理・点検」の用語です。この分類の9語はインフラ維持管理・点検の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23