OA床工法
おーえーゆかこうほう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
OA床工法とは
オフィスビル等において、床コンクリートの上に短い支持脚を立て、その上に床パネルを張ることで、床下に配線用の二重空間を形成する工法。「OA(Office Automation)」機器の電線や通信ケーブルを床下に収納することに由来する。テナントの入居や机の配置変更に合わせた配線取り出し口の移動を容易にするために採用される。主に内装工事の床仕上げ前に行われる工程である。構成要素として、金属パネルにカーペットを敷くタイプや、樹脂製パネルを用いるタイプなどがあり、想定される床荷重や配線容量によって使い分けられる。
出典: 内線規程・電気設備技術基準(経済産業省)
現場での使われ方・注意点
内装工や電気工の間では「フリーアクセスフロア」「フリアク」「二重床(にじゅうゆか)」と呼ばれる。床パネルの設置時に指を挟むケガが多いため皮手袋を着用する。段取りとしては、墨出しの後に支持脚を不陸なく接着固定し、その後にパネルを敷き詰める順序となる。置床工法と似ているが、置床が遮音や床高調整を主目的とするのに対し、OA床は配線の自由度を目的とする。典型的な失敗は、パネル施工前にコンクリート床面の清掃や防塵塗装を怠り、空調稼働後に床下の粉塵が室内に舞い上がってクレームや機器の故障を引き起こすケースである。
別の呼び方
二重床フロアシステムraised floorフリーアクセスフロアフリアクフリーアクセス床
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電気工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10