デマンド監視
でまんどかんし
音声:VOICEVOX:雀松朱司
デマンド監視とは
オフィスや工場などの高圧受電設備において、30分間などの一定時間の平均使用電力(需要=デマンド)をリアルタイムで監視し、電力会社との契約電力を超過しそうになった際に警告を出したり自動制御を行ったりするシステム。主に高圧電力を受電する施設において、ピーク電力を抑制(ピークカット)することで、電気料金の基本料金を大幅に削減する目的で導入される。キュービクルなどの受変電設備に組み込まれることが多く、親機とパルス検出器などの機器から構成され、設定値を超えそうになると段階的に警報を出す仕組みになっている。
出典: 内線規程・電気設備技術基準(経済産業省)
現場での使われ方・注意点
現場の設備管理者や電気主任技術者は単に「デマンド」や「デマンドコントローラー(デマコン)」と呼ぶ。設定値に近づき警報が発令された際に、どの空調機や照明などの電気負荷を自動的にカットするかという優先順位の設定と連動確認が立ち上げ時の勘所となる。また、監視盤内の配線作業や点検の際は、生きた充電部への接触による感電災害のリスクがあるため、検電と保護具の着用を徹底する。よくある失敗は、自動遮断の対象に重要なサーバーや生産機器を誤って設定してしまい、ピークカット時に施設全体の業務が止まってしまうトラブルである。
別の呼び方
デマンド制御ピークカットdemand controlデマンドコントローラー最大需要電力監視デマコン
電気工事の中での位置づけ
デマンド監視は「電気工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは電気設備(5語の説明に登場)です。この分類の17語は電気工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10