建辞郎建設・土木の用語辞典

工事成績評定

こうじせいせきひょうてい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

工程管理・施工計画

工事成績評定とは

公共工事において、国や自治体などの発注者が施工業者の仕事ぶりを所定の基準に従って100点満点で点数化する評価制度です。施工管理体制をはじめ、工程や品質、出来形の精度、現場の安全対策、さらには地域社会への貢献度まで幅広い項目が審査されます。この評定点数は企業の工事実績として公的に記録される仕組みとなっており、次回の公共事業の入札における参加資格の有無や、落札者を決める際の総合評価点に直接影響を与えます。評価者の立場によって、監督職員が行う評価と、完成時の検査職員が行う評価の合算によって最終的な点数が決定されます。

出典: 施工計画・施工管理テキスト(建設業振興基金)

現場での使われ方・注意点

現場代理や主任技術者の間では評定(ひょうてい)、あるいは成績と呼ばれ、工事の総決算として意識されます。竣工検査の場で発注者の検査官から高い評価を得るための段取りとして、着工前に提出した施工計画書と実際の現場作業が完全に一致していることを証明する工事写真や品質管理記録の整理が不可欠です。社内検査などの自主的な品質管理体制と混同されがちですが、こちらは発注者が次期発注の指標とする公的な採点です。書類の提出遅れや安全パトロールでの指摘事項などがあると減点対象となり、入札に不利な点数に直結するため日々の記録が鍵を握ります。

別の呼び方

成績評定評定点工事評価工事成績公共工事成績評定

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工程管理・施工計画の中での位置づけ

工事成績評定は「工程管理・施工計画」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはクリティカルパス(4語の説明に登場)です。この分類の17語は工程管理・施工計画の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10