VE管
ぶいいーかん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
VE管とは
電気設備工事において、内部に通す電線やケーブルを外部の衝撃から保護するために用いられる「硬質塩化ビニル電線管(Vinyl conduit, Extruded)」のこと。漏電による感電リスクを下げる目的でも採用される。PF管などの蛇腹管と違って可とう性(曲がりやすさ)はないが、金属管に比べて耐食性や耐薬品性に極めて優れており、決して錆びない。壁面を這わせる露出配管の他、コンクリート内への埋込配管として、一般住宅からオフィスビル、工場に至るまで、あらゆる現場の配線ルートで幅広く使用される。
出典: 内線規程・電気設備技術基準(経済産業省)
現場での使われ方・注意点
現場ではそのまま「ブイイー」や「塩ビ管(えんびかん)」と呼ばれる。電気工事士や設備監督が、幹線や分岐配線を施工する際に用いる。段取りの勘所は、継手に差し込む際、奥まで一気に押し込んで数十秒間保持し、抜け出ないようにすること。曲げ加工時はガストーチランプ等で全体を均等に加熱して柔らかくしてから緩やかに曲げ、内径が変形しないよう濡れ雑巾で冷ます。一部だけ急加熱すると折れ曲がって線が通らなくなる。また、管端(口元)での引き込み時の電線損傷を防ぐため、専用工具での面取りを必ず行う。
別の呼び方
硬質ダクト塩ビ管vinyl conduit硬質塩化ビニル電線管ビニル電線管
電気工事の中での位置づけ
VE管は「電気工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは電気設備(5語の説明に登場)です。この分類の17語は電気工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10