ケーブル布線
けーぶるふせん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
ケーブル布線とは
電気工事や通信設備工事において、電力用ケーブルやLAN、同軸などの通信用ケーブルを、図面に設計された配線ルートに沿って配管内やケーブルラック上、天井裏などに引き込んで敷設する作業のことです。建物内の各部屋や設備機器へ電気や通信ネットワークを確実に供給する目的で行われます。建物の躯体が立ち上がり、内装工事が始まる前後のタイミングで、すべてのフロアや電気室で集中的に実施されます。流す電流の大きさによって、太く重い高圧ケーブルの布線と、細く本数の多い弱電ケーブルの布線に分かれ、使う道具が異なります。
出典: 内線規程・電気設備技術基準(経済産業省)
現場での使われ方・注意点
電気工事士や設備工からは「ケーブル延線」や「配線引き」と呼ばれます。太く重い高圧ケーブルを引き込む際は、ウインチと頑丈な入線ロープを準備し、管の角やラックの屈曲部に専用の入線ローラーを配置して被覆の損傷を防ぐ段取りが必須です。細い電線を束ねる作業とは異なり、太いケーブルは許容曲げ半径や引っ張り張力の限度を厳守しないと内部断線を起こします。よくある失敗は、多数のケーブルを同時に引く際にタグ(線番札)の付け忘れや表記間違いを起こし、盤の結線時にどれがどの回路か分からなくなり調査に膨大な時間を費やすことです。
別の呼び方
配線敷設ケーブル敷設cable laying通線作業配線工事入線
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電気工事の中での位置づけ
ケーブル布線は「電気工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは電気設備(5語の説明に登場)です。この分類の17語は電気工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10