建辞郎建設・土木の用語辞典

メガー測定

めがーそくてい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

電気工事

メガー測定とは

電気設備工事の完了時や既存設備の定期点検において、電線の被覆や電気機器の内部における絶縁材料が劣化して電気が漏れ出していないかを確認するための絶縁抵抗測定のことである。主に内線工事の最終段階や受電前の自主検査において、メガーと呼ばれる専用の高電圧を発生させる絶縁抵抗計を用いて、電線相互間や電線と大地間の抵抗値をメガオーム単位で測定し、漏電火災や感電事故のリスクを未然に防ぐために行われる。測定対象となる回路の電圧に応じて、低圧用には500ボルト、高圧ケーブルには1000ボルトなどの測定電圧が規定されており、法的な安全基準を満たしていることを記録に残す重要な検査プロセスとなる。

出典: 内線規程・電気設備技術基準(経済産業省)

現場での使われ方・注意点

現場の電気工事士や設備監督の間では単にメガーを当てると呼ばれ、分電盤のブレーカー端子から各コンセントや照明器具に至る配線の健全性を確認する最終関門として位置づけられる。段取りの勘所として、測定の前に必ず対象回路の電源が完全に遮断されていることを検電器で確認し、測定後には配線に残った電荷をアースに逃がす放電作業を確実に行う手順が安全の要となる。導通テストと混同して、パソコンやLED照明、制御基板などの電子機器が接続されたままの状態で高電圧を印加してしまうと、機器の内部回路を一瞬で焼き切って全損させるという、電気工事において最も恐れられる高額な損害賠償を伴う失敗を引き起こす。

別の呼び方

絶縁抵抗測定メガー検査insulation resistance testメガ測定メガテスター測定

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電気工事の中での位置づけ

メガー測定は「電気工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは電気設備(5語の説明に登場)です。この分類の17語は電気工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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この項目の最終更新: 2026-06-10