建辞郎建設・土木の用語辞典

アウトレット

あうとれっと

音声:VOICEVOX:雀松朱司

電気工事

アウトレットとは

電気設備の配線工事において、電線管の交差部や分岐部、あるいはコンセントや照明器具を取り付ける端末箇所において、壁や天井の内部に埋め込まれる金属製またはプラスチック製の四角い配線ボックスのことです。電線の出口という意味に由来します。複数の電線を安全に結線するための空間を確保し、漏電や火災を防ぐ保護容器としての役割を果たす目的で設置されます。主に内装の下地組みからボード張りに至る工程の中で施工され、コンクリートに直接埋め込むタイプや、軽量鉄骨下地に後付けするスライド式など、用途に応じた種類があります。

出典: 内線規程・電気設備技術基準(経済産業省)

現場での使われ方・注意点

現場の電気工事士からは「アウトレットボックス」や単に「ボックス」と呼ばれ、建物の見えない部分で電気の安全を守る重要な部材です。段取りの勘所は、内装のボード工が壁を塞ぐ前に、ボックス内の結線作業を完了させ、位置を示すための磁石付きカバーなどを確実に取り付けておくことです。単なる電線の通り道である配管とは異なり、電線を切断して繋ぎ合わせるための作業スペースとして機能します。よくある失敗は、石膏ボードを貼る職人との打ち合わせ不足により、ボックスの位置が分からなくなって壁に無駄な穴を開けたり、器具を取り付けるネジ穴をボードビスで潰されることです。

別の呼び方

コンセント差し込みelectrical outletアウトレットボックススイッチボックス配線用ジョイントボックス

電気工事の中での位置づけ

アウトレットは「電気工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは電気設備(5語の説明に登場)です。この分類の17語は電気工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10