建辞郎建設・土木の用語辞典

グースアスファルト舗装工

ぐーすあすふぁるとほそうこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

舗装工事

グースアスファルト舗装工とは

通常の合材よりも高温で加熱され、ドロドロの流動状態にある極めて水密性の高い特殊なアスファルト混合物を、ローラー等で転圧することなく所定の厚さに流し込んで平滑に均す舗装を構築する作業のこと。橋梁下部への雨水の浸入を完全に防ぎ、鋼材の腐食を抑えるために行う。鋼床版橋梁の防水層を兼ねた基層や、極めて過酷な交通荷重を受ける重交通路面の舗装工程など、特殊な条件下で採用される。使用する混合物は粗骨材と多量の石粉を含んでおり、クッカと呼ばれる加熱・攪拌装置を備えた専用の運搬車で持ち込まれ、専用のフィニッシャを用いて流し込みと敷き均しを同時に行うのが特徴である。

現場での使われ方・注意点

現場では単に「グース」と呼ばれることが多い。一般的なアスファルト合材が150度前後なのに対し、200度を超えるはるかに高い温度で施工されるため、釜周辺や均し作業員の重度の火傷に細心の注意を払う。段取りとしては、打設前の鋼床版表面の清掃とプライマー塗布を完璧に済ませておく。よくある失敗は、外気温の低下や強風によって表面が急冷されてしまい、ひび割れや平坦性の悪化といった品質低下を招くこと。ローラーで転圧して修正することができない流し込み工法であるため、到着時の確実な温度管理と、冷える前に一気に仕上げる迅速な施工体制の構築が品質を左右する。

別の呼び方

グース舗装

この工種の歩掛

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舗装工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-08-01