スランプ試験
すらんぷしけん
スランプ試験とは
現場に搬入された未硬化のフレッシュコンクリートの軟らかさ(ワーカビリティーや流動性)を定量的に測定する品質検査。生コンクリートを荷下ろしする前の受入検査の工程で必ず実施される。底面20cm、上面10cm、高さ30cmの円錐台形の金型(スランプコーン)に生コンを3層に分けて突き固めながら詰め、コーンを静かに垂直に引き上げた際に、コンクリートの頂部が自重で崩れて下がった距離(スランプ値、cm)を測定する。設計図書で指定されたスランプ値に合致しているかを確認し、打設作業の難易度や品質を担保する。
現場での使われ方・注意点
現場監督や試験員からは単に「スランプ」や「受入検査」と呼ばれる。コンクリートの荷下ろし前にミキサー車から試料を採取し、平坦な鉄板の上で、コーンの引き上げ時間をJIS規格に基づく約2〜3秒で一定に行うのが正確な測定の勘所である。スランプフロー試験と似ているが、そちらは高流動コンクリートの広がり幅を測るもので用途が異なる。よくある失敗は、規定より著しく硬い(あるいは柔らかい)生コンを、試験をせずにそのまま打設してしまうこと。ジャンカの発生や強度不足を招き、構造物の解体・再打設という最悪の事態になる。
別の呼び方
スランプ測定Slump testスランプスランプ値スランプ試験生コンの軟らかさスランプコーン試験現場受け入れ試験
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検査・品質管理の中での位置づけ
スランプ試験は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-09