建辞郎建設・土木の用語辞典

コールドジョイント

こーるどじょいんと

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

コールドジョイントとは

コンクリート打設において、先に打ち込まれたコンクリートの固まり始めが進んだ後に新しいコンクリートを重ねて打設したため、新旧の層が完全に一体化せずに生じる不連続な接合面のことです。これは意図的に設ける継ぎ目ではなく、施工不良によって生じる欠陥であり、構造物の強度低下や内部の鉄筋を腐食させる漏水の原因になります。大規模な壁や柱のコンクリート打設工程で、ミキサー車の到着が遅れた場合などに発生します。計画的に設ける打継ぎ目とは異なり、想定外の位置に発生するため深刻な品質問題となります。

出典: 土木工事標準仕様書(第3編 コンクリート工事)

現場での使われ方・注意点

現場監督や検査員からはそのまま「コールドジョイント」と呼ばれ、非常に警戒される欠陥です。防止するためには、生コン工場からのミキサー車の配車間隔を綿密に調整し、打設が途切れないようにする配車段取りが不可欠です。意図的に設ける施工ジョイント(打継ぎ)と似ていますが、こちらは事前の目荒らしなどの処理がされていないため非常に脆くなります。典型的な失敗は、夏場など外気温25℃超の環境下で、2.0時間以内の打ち重ね時間制限を超えてしまい、境界面にバイブレータを挿入しても新旧の層が馴染まずに線がくっきり残ることです。

別の呼び方

冷間継ぎ目Cold jointコールド・ジョイント打設継ぎ目冷接目冷間継手(目)打設境界線

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検査・品質管理の中での位置づけ

コールドジョイントは「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-09