電磁誘導かぶり測定
でんじゆうどうかぶりそくてい
電磁誘導かぶり測定とは
JIS A 1152に定められた、電磁誘導作用を利用して、コンクリート表面から建物を壊すことなく(非破壊で)内部の鉄筋位置、鉄筋径、およびかぶり厚さを高精度に検知する試験方法。打設されたコンクリート内部の鉄筋が、設計図通りに配置され必要な保護層の厚み(かぶり)を確保しているかを証明するために用いる。構造物の躯体工事完成時や、改修工事前の既存建物調査の工程で実施される。専用の機器を表面に当てて非破壊でコンクリート内の鉄筋位置と覆い厚を測定することが定められており、レーダー法等の他の非破壊検査と使い分けられる。
現場での使われ方・注意点
現場では「かぶり測定」や、使用する機器の通称から「プロフォメーター」と呼ばれることもある。構造物完成時の配筋かぶり厚の自主検査や行政検査の立ち会い時に行われる。段取りとしては、事前に配筋図から鉄筋のピッチを読み取り、測定箇所をマーキングしておくのが勘所。鉄筋だけでなく電線管などの金属にも反応するため、測定器プローブの正しい走査方向の維持と、周辺の金属パイプ等による磁界干渉の除去を見落とさないこと。これらを怠ると検査データの誤測定につながり、正確な品質証明ができず検査不合格となる恐れがある。
別の呼び方
でんじゆうどうかぶりそくてい電磁誘導法かぶり測定器鉄筋探査電磁誘導かぶり計測
検査・品質管理の中での位置づけ
電磁誘導かぶり測定は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23