水密性試験
すいみつせいしけん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
水密性試験とは
JIS A 1414に定められた、建物の外壁パネル、サッシ、またはコンクリート防水層において、意図的に圧力水を吹き付けて屋内に漏水や水漏れが発生しないかを確認する試験。暴風雨にさらされた際にも建物内部へ雨水が侵入するのを防ぐ性能が、設計通りに確保されているかを客観的に証明するために用いる。外装工事や防水工事が完了した直後の、足場を解体する前の検査工程で実施される。試験体に対して送風機等で風圧を加えながら散水を行う方法など、サッシや外壁パネルなどの接合部からの雨水浸入に対する抵抗試験が定められている。
現場での使われ方・注意点
外壁やサッシ、防水層から水が漏れないか確認する試験で、現場では実際にホース等で水をかける「散水試験」として多く行われる。シーリングの打設後、材料が完全に硬化してから足場をバラすまでの限られたタイミングで行うため、天候を見越した工程の段取りが勘所になる。似た試験の「気密試験」は空気の漏れを見るものであり目的が異なる。指定の圧力や散水時間を守らずにパッと表面だけ濡らして済ませると、引き渡し後の台風などの強風雨で雨漏りが発生し、居住者の家財を濡らすばかりか、原因箇所の特定と補修で莫大な手間と費用がかかる。
別の呼び方
すいみつせいしけん散水試験漏水確認試験水密性検査
検査・品質管理の中での位置づけ
水密性試験は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23