中硬岩判定
ちゅうこうがんはんてい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
中硬岩判定とは
砂岩や泥岩などの中程度の硬さを持つ岩盤で、大型ブルドーザーのリッパ(爪)で一部掘削可能ですが、硬い部分はブレーカー等の破砕機械を要する岩石判定です。一軸圧縮強度が20N/mm2から50N/mm2の範囲で、リッパ掘削が一部困難な岩とされます。トンネル掘削や大規模な切土工事において、発破が必要な「硬岩」と、容易に崩せる「軟岩」の中間に位置づけられます。工事費の積算や、現場に投入する重機の種類・能力を決定するための重要な基準となり、ボーリングコアの観察や強度試験、弾性波探査などの結果を総合して判定されます。
現場での使われ方・注意点
高速道路やダムなどの大規模な切土・掘削工事における施工機械の選定や工期検討で行います。設計図書と実際の岩質が合っているかを確認するため、試験掘りでリッパの入り具合を見たり、弾性波探査の速度データ(1.5〜2.5km/s等)と照らし合わせる段取りが必要です。よくある失敗は、軟岩だと思って小型の重機を手配した結果、刃が全く立たず、大型ブレーカーへの急遽変更を余儀なくされて工期が大幅に遅れることです。また、同じ中硬岩でも風化の進行度合いで掘削しやすさが大きく変わるため、表面の見た目だけでなく、内部の硬さを正確に見極めることが勘所です。
別の呼び方
ちゅうこうがんはんてい中硬岩
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検査・品質管理の中での位置づけ
中硬岩判定は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23