建辞郎建設・土木の用語辞典

軟岩分類

なんがんぶんるい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

軟岩分類とは

第三紀の泥岩や凝灰岩など、比較的新しい地質時代に形成されたか、風化が進んで強度が低下した岩盤で、ツルハシやバックホウなどの一般的な重機で容易に崩せる岩の区分です。一軸圧縮強度が2N/mm2から20N/mm2程度であり、大型ブルドーザーのリッパ(爪)を使えばスムーズに掘削可能です。宅地造成や道路工事の土量計算において、普通の土砂よりは硬いものの、発破や大型ブレーカーを必要としない地層として扱われます。岩石でありながら、水を吸うと急激に崩れるスレーキング現象を起こしやすいなど、土に近い性質も持ち合わせています。

現場での使われ方・注意点

宅地造成工事などの切土区画における掘削機械の選定および土量積算の際に行われます。現場では普通のバックホウでサクサク掘れるため、施工計画を立てやすい地質です。段取り上の勘所は、掘削後に空気に触れたり雨水を吸ったりすることで急激にボロボロに崩れるスレーキング(風化崩壊)特性の有無を早めに確認することです。よくある失敗は、岩盤だから崩れないと過信し、切土法面を保護せずに雨にさらしてしまい、翌日には表面がドロドロに崩落してやり直しになることです。掘削後は速やかにモルタル吹付などの保護工を行う必要があります。

別の呼び方

なんがんぶんるい軟岩軟質岩

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検査・品質管理の中での位置づけ

軟岩分類は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23