強風化岩
きょうふうかがん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
強風化岩とは
日本道路協会「道路土工指針」に定められた、長年の風雨や地下水によって鉱物が分解し、岩石としての結合力がほとんど失われた岩のことです。見た目は硬い岩のようであっても力学的には砂や粘土と同様の挙動を示すため、土工や基礎工事の際に、構造物の支持層として本当に使えるかどうかの判断基準として用いられます。岩石の化学的および物理的な風化が著しく進行しており、手で揉むとパラパラと土砂化してしまうのが最大の特徴です。事前のボーリング調査や掘削工事の段階で地質を評価する際に、軟岩や中硬岩といった他の岩盤区分と明確に区別して分類されます。
現場での使われ方・注意点
一見すると普通の岩のようでも、触るとボロボロと土砂のように崩れてしまう状態の岩盤です。図面上では岩盤として扱われて支持層として期待していた地盤が実際には強風化岩だった場合、そのまま基礎を打つと構造物を支えきれずに沈下する恐れがあります。そのため、事前のボーリング調査の結果だけで安心せず、実際の掘削時に目視と触診で硬い岩(軟岩や中硬岩)としっかり区別し、必要なら支持層をさらに深くするなどの設計変更を検討するのが勘所です。見た目に騙されてそのまま施工してしまうのが最も典型的な失敗です。
別の呼び方
きょうふうかがんマサ土化岩風化岩
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検査・品質管理の中での位置づけ
強風化岩は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23