電気比抵抗探査
でんきひていこうたんさ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
電気比抵抗探査とは
地盤の電気の通りにくさ(比抵抗)の空間分布を調べることで、地下水の流動経路、粘土化帯の範囲、断層などの破砕帯の形状を非破壊で調査する物理探査手法です。地表面に多数の電極を一定間隔で打ち込み、電流を流して地中の三次元的な比抵抗分布を測定し、解析します。水を含んだ地層や粘土層は電気が通りやすく(低比抵抗)、硬い岩盤は電気が通りにくい(高比抵抗)という性質を利用しています。ボーリング調査だけでは点としての情報しか得られないため、広範囲の地盤の内部構造を面や立体として把握するために組み合わせて用いられます。
現場での使われ方・注意点
地すべり地帯でのすべり面の深さ推定や、トンネル工事での湧水箇所の予測、地下水資源の調査などで行われます。現場での段取りとしては、測線をまっすぐに延ばし、電極を地表に確実に打ち込んで接地抵抗を下げる下準備が探査精度の鍵を握ります。電極間距離や測定アレイ(ウェンナー法など)を調査目的に応じて正しく設定することが必要です。よくある失敗は、地中に埋設された金属管や、地表のガードレールなどの人工的な導電体の影響を見落とし、地下水脈と勘違いして誤った解析結果を出してしまうことです。周囲の環境下見が欠かせません。
別の呼び方
でんきひていこうたんさ比抵抗探査電気探査
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検査・品質管理の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23