建辞郎建設・土木の用語辞典

粒度試験分析

りゅうどしけんぶんせき

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

粒度試験分析とは

粒度試験分析とは、土を構成する粒子の大きさ(粒径)の分布割合を求める試験のことです。採取した土が建設材料として適しているか、あるいは地盤として安定しているかを工学的に判定するために行います。着工前の土質調査や、盛土材・路盤材の品質確認の工程で登場します。目の粗さが異なる網を通すふるい分け法と、水中で土の粒子が沈む速度を測る沈降法を組み合わせ、砂・礫・シルト・粘土の質量パーセントを算出します。土の強度や透水性を知るための基本的な試験であり、この結果をもとに粒径加積曲線を作成して地盤の特性を把握します。

現場での使われ方・注意点

現場では試験室の技術者や現場監督が、地盤改良の設計や液状化判定のための均等係数(Uc)や曲率係数を算出する際に結果を確認します。75μm篩(No.200篩)の通過量から、水を含みやすい細粒分含有率を正確に読み取って評価するのが勘所です。よく似た現場での簡易的な土質判別とは異なり、専用の器具を使って厳密に計量します。よくある失敗は、採取した試料土砂の代表性が乏しいことです。たまたま礫が多かった部分だけを試験に出してしまうと、実際の盛土現場全体ではシルト分が多くて締め固まらず、重機が沈んでしまう手戻りになります。

別の呼び方

りゅうどしけんぶんせき粒度試験土の粒度試験

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検査・品質管理の中での位置づけ

粒度試験分析は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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この項目の最終更新: 2026-06-23