建辞郎建設・土木の用語辞典

現場密度試験砂置換法

げんばみつどしけんすなおきかえほう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

現場密度試験砂置換法とは

現場の路盤や盛土を直接手作業で掘削し、掘り出した土の質量と、砂で満たした試験孔の容積から、施工現場における土の湿潤密度(実際の締まり具合)を測定する手法です。試験孔の体積を直接測ることは難しいため、あらかじめ密度が分かっている専用の基準砂(豊浦砂など)を孔に落とし込み、その砂の質量から体積を逆算する仕組みです。道路の路盤や構造物の基礎となる盛土が、設計通りの強度を発揮できる状態までローラーで十分に締め固められているかを確認するための、最も標準的で信頼性の高い品質検査として実施されます。

現場での使われ方・注意点

現場では「砂置換(すなおきかえ)」と略して呼ばれます。道路路盤の締固め度(設計値95%以上など)が合格基準を満たしているかを証明する立会検査で行います。試験孔を掘る際に、周囲の土を崩さないように丁寧にノミで削り取る手先の作業が勘所です。よくある失敗は、強風時に砂が吹き飛ばされたり、試験孔の底に掘り残しの緩い土があったりして、測定誤差が大きくなることです。また、ジャー(漏斗)を開けて砂を落とす際に、周囲を歩いて振動を与えると砂が密に詰まりすぎて体積計算が狂うため、砂が落ち切るまでは静止を保つ必要があります。

別の呼び方

げんばみつどしけんすなおきかえほう砂置換法現場密度試験

検査・品質管理の中での位置づけ

現場密度試験砂置換法は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23