建辞郎建設・土木の用語辞典

舗装平坦性試験

ほそうへいたんせいしけん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

舗装平坦性試験とは

アスファルトやコンクリート舗装路面の滑らかさを評価するための試験であり、車両が走行した際の乗り心地や安全性に直結する路面の微細な縦断方向の凹凸をミリ単位で測定します。道路利用者に快適な走行環境を提供し、路面への水溜まりを防ぐために行われます。主に新設道路の舗装工事における最終工程や、大規模な修繕工事の完了時に実施されます。測定には、人力で押し歩く3mプロフィルメータのほか、レーザーを利用して高速走行しながら凹凸状態を連続的に記録する車載型測定器など、現場の規模に応じた機器が使い分けられます。

現場での使われ方・注意点

現場監督や検査員からは単に「平坦性試験」や「プロファイル測定」と呼ばれ、舗装工事の竣工検査における最重要項目のひとつです。段取りの勘所は、表層の転圧が完全に終了し路面温度が下がった後に、測定ラインをチョークで正確に墨出しして機器を走らせる点にあります。わだち掘れ測定は横断方向の変形を見るのに対し、本試験は縦断方向の波打ちを評価するものです。よくある失敗は、アスファルトフィニッシャーの停止やローラー転圧の切り返し位置が不適切だったために局所的な段差が生じ、標準偏差の設計値である2.4mm以下を満たせず、路面切削と再舗装の手戻りになることです。

別の呼び方

ほそうへいたんせいしけん平坦性測定プロフィルメータ試験舗装平坦性検査

検査・品質管理の中での位置づけ

舗装平坦性試験は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23