建辞郎建設・土木の用語辞典

舗装構造評価

ほそうこうぞうひょうか

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

舗装構造評価とは

舗装の維持修繕指針に基づき、路面性状の目視だけでなく、FWDなどの非破壊検査機器で地盤に衝撃を与え全体の弾性係数を推定して、舗装内部の疲労や劣化状態を総合的に分析する作業です。舗装の各層(表層・路盤・路床)のたわみ特性から構造健全性を総合判定し、将来のひび割れやわだち掘れなどの破損を予測するために行います。主に長期間供用された道路において、修繕工事の必要性や最適な補修工法を決定するための調査設計段階で実施されます。評価方法には、機器を用いたたわみ量測定のほか、実際にコアを採取して行う材料試験などの種類があり、目的によって使い分けられます。

現場での使われ方・注意点

高規格道路の10年ごとの大規模リニューアル計画策定などで実施されます。現場の段取りとしては、交通規制を伴うため事前に警察や道路管理者との調整を済ませてから測定車を配置します。各深度の弾性係数と舗装厚のデータを合わせ、等価厚さTAを逆算出する作業が中心となります。よくある間違いは、測定時の路面温度の記録漏れです。アスファルトは温度によって弾性係数が大きく変動するため、温度補正を忘れると実際の強度よりも高く評価してしまいます。その結果、補修厚が不足し、供用開始後すぐに舗装が破壊されるという手戻りにつながるため、気温と路面温度の同時記録は必須です。

別の呼び方

ほそうこうぞうひょうか舗装構造診断

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検査・品質管理の中での位置づけ

舗装構造評価は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23