打換え工法舗装
うちかえこうほうほそう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
打換え工法舗装とは
舗装の劣化が表面のアスファルト層だけでなく下部路盤(砕石層)まで達している場合、既存の舗装構造をすべて掘削・撤去し、下地から新しく作り直す抜本的な補修工法です。表面だけを削って新しいアスファルトを敷く「切削オーバーレイ」とは異なり、アスファルト層も下部路盤も全て重機で取り壊して全面再構築します。重交通路線などで地盤沈下が起きていたり、路盤に水が回って泥化し、道路全体が波打つように変形している重度な損傷箇所において、道路の構造的な支持力を根本から回復させるために選択される最終手段的な工法です。
現場での使われ方・注意点
路盤の泥化や地盤沈下により、路面に大きな段差や亀の甲羅状の深いひび割れが生じた道路の復旧で行われます。深く掘り下げるため、地下埋設物(ガス管や水道管)を破損しないよう事前の試掘調査と手掘りでの確認が最大の勘所です。よくある失敗は、雨天時に無理に掘削して基礎となる路床を泥濘化させてしまい、新しい砕石を入れても締め固まらなくなることです。古い路盤材の搬出と新しい材料の搬入が同時に発生するため、ダンプトラックの動線計画を綿密に立て、片側交互通行の時間を最小限に抑える交通誘導の段取りが不可欠です。
別の呼び方
うちかえこうほうほそう打換え工法全面打換え
関連動画
舗装工事の中での位置づけ
あわせて読みたい用語
※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23