建辞郎建設・土木の用語辞典

ひび割れ注入工法

ひびわれちゅうにゅうこうほう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

舗装工事

ひび割れ注入工法とは

舗装路面に発生したひび割れや目地の隙間から雨水が路盤内に入り込むのを防ぐため、高弾性のアスファルトシール材を直接充填する予防的な維持修繕工法です。専用の機械を使って、ひび割れ隙間に加熱溶融したゴム入りアスファルト剤などを加圧注入します。路面全体の舗装をやり直すほどの損傷ではない初期段階において、路盤への浸水による急速な劣化進行を食い止めるために行われます。亀裂の幅に応じて、シール材をそのまま流し込む方式や、あらかじめひび割れ部分をカッターでV字型に削ってから充填する方式が使い分けられます。

現場での使われ方・注意点

現場では「クラックシール」や「目地注入」と呼ばれます。主に冬期の舗装収縮によるひび割れ拡大を防ぐための定期メンテナンスで行われます。施工の勘所は、注入前に高圧エアーコンプレッサーを使って、ひび割れ内部の土砂や水分を完全に吹き飛ばして清掃・乾燥させることです。よくある失敗は、雨上がりなどでひび割れの中が湿ったまま注入してしまい、シール材が接着せずにすぐ剥がれてしまうことです。また、注入材を盛り上げすぎると、夏場に柔らかくなった際にタイヤに踏まれて周囲に黒く伸びて見栄えが悪くなるため、平滑な仕上げが求められます。

別の呼び方

ひびわれちゅうにゅうこうほうクラック注入シール注入工法ひび割れ注入工

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舗装工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23