建辞郎建設・土木の用語辞典

圧密定数測定

あつみつていすうそくてい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

圧密定数測定とは

軟弱な粘性土地盤が長期間にわたってどれだけ沈下するかを予測するため、採取した土の供試体に段階的に荷重を加えて脱水圧縮特性を測定する試験。室内圧密試験のデータから圧縮指数(Cc)や圧密係数(Cv)などの定数を正確に算出し、将来の沈下量や沈下にかかる時間を計算するために用いる。主に湾岸の埋立地や軟弱地盤における、大型構造物の基礎設計や盛土工事の事前調査工程で登場する。対象となる土の乱れ具合によって試験結果が大きく変動するため、シンウォールサンプラー等で慎重に採取された不乱試料を用いて精緻に行われる。

現場での使われ方・注意点

現場では試験名を含めて「圧密試験(あつみつしけん)」と呼ばれることが多い。湾岸埋立地などで直接基礎や盛土の沈下シミュレーションを行うための基礎データとなる。ボーリング調査で採取した土の供試体に乱れや変形がないかを確認し、載荷の荷重ピッチが適正に管理されているかを見極めることが勘所となる。似た試験である一軸圧縮試験が土の強さを測るのに対し、圧密試験は土の縮みやすさを測る点が異なる。供試体が乱れた状態で試験を強行すると、沈下量の予測値が過小評価され、完成後に建物が不均等に傾く不同沈下事故を引き起こす。

別の呼び方

あつみつていすうそくてい圧密試験圧密係数算出圧密定数計測圧密定数測量

検査・品質管理の中での位置づけ

圧密定数測定は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23