建辞郎建設・土木の用語辞典

土の粒度試験

つちのりゅうどしけん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

土の粒度試験とは

JIS A 1204に定められた土の粒度試験は、土を構成する粒子の大きさとその重量割合を測定する基本試験です。この試験によって得られたデータから、土の分類や締め固めやすさ、水の通しやすさ(透水性)、地震時の液状化に対する強度などを判定します。主に道路工事の路盤や、構造物の裏込め土の適性評価などの工程で実施されます。試験方法は土の粒の大きさに応じて分かれており、粗い粒子を網目で分けるふるい分け試験と、細かい粒子が水中で沈む速度を利用する沈降試験を組み合わせて、土粒子の粒径分布百分率を正確に算出します。

現場での使われ方・注意点

現場では道路路盤の砕石の品質検査や、裏込め砂質土が液状化しやすいかどうかの検証で使われます。試験前の段取りとして、試料の乾燥状態を適切に保ち、代表的なサンプルを偏りなく採取することが大切です。間違えやすい点として、試験に用いるふるいの網目に土粒子が詰まったまま計量してしまうと、正確な粒径分布が得られずやり直しになります。また、沈降試験(比重計法)では恒温水槽の温度を一定に管理しないと沈降速度が変化してしまうため、温度管理の不備がデータの信憑性を損なう典型的な失敗につながります。

別の呼び方

つちのりゅうどしけん粒度試験土のふるい分け試験土の粒度検査

検査・品質管理の中での位置づけ

土の粒度試験は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23