建辞郎建設・土木の用語辞典

すべり抵抗測定

すべりていこうそくてい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

すべり抵抗測定とは

すべり抵抗測定とは、舗装調査・試験法便覧の規定に基づいて、仕上がったアスファルトやコンクリートの路面がどれくらい滑りやすいかを数値化して評価する試験のことです。車やバイクがスリップ事故を起こさず安全に走れる道路になっているかを確認する目的で行われます。測定には主に二つの方法があり、一つは振り子の先についたゴムを路面に擦り付けて抵抗を測るBPNテスターと呼ばれる手持ちの器具を使う方法、もう一つは一定の速度で専用の測定車を走らせてタイヤにかかる動的な摩擦係数を連続して記録していく方法があり、現場の規模に合わせて使い分けられます。

現場での使われ方・注意点

水はけを良くした高機能舗装を新しく打った後や、スリップ事故防止のために交差点に赤いカラー舗装を塗った直後の完了検査で実施します。BPNテスターを使う場合の勘所は、測る前に必ず機器の水平を出し、目盛りのゼロ点調整を完璧に行うことです。また、実際に車のタイヤが通るわだち部分(走行軌跡部)を狙って測らないと意味がありません。よくある失敗は、測定前に路面にまく水の量が少なすぎたり、砂や泥が落ちている場所をそのまま測ってしまい、異常に高い抵抗値や低い抵抗値が出て検査のやり直しを命じられることです。測定面の清掃と均一な散水がポイントです。

別の呼び方

すべりていこうそくていBPN測定すべり抵抗試験すべり抵抗計測すべり抵抗測量

検査・品質管理の中での位置づけ

すべり抵抗測定は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23