建辞郎建設・土木の用語辞典

ケーブル張

けーぶるはり

音声:VOICEVOX:雀松朱司

橋梁工事

ケーブル張とは

ガードケーブルや落石防護柵、吊り橋の主ケーブルなどにおいて、主要な引張材となるワイヤーロープを所定の設計位置に配置し、専用の油圧ジャッキやターンバックルを用いて引き伸ばし、規定の張力を与えた状態で固定する作業です。たるみを無くして構造物全体の強度や防護性能を確実に発揮させるために行われます。支柱のコンクリート基礎が完全に硬化した後の、防護柵や吊り橋工事の仕上げに向けた重要な工程で実施されます。張力の掛け方には、人力とトルクレンチを使う手法や、大型の油圧ジャッキを用いる手法などの違いがあります。

現場での使われ方・注意点

現場ではケーブルの緊張や張り込みと呼ばれます。複数のケーブルを張る場合は、全体のバランスを見ながら均等に段階的に緊張力を高めていくため、校正されたトルクレンチや油圧計を準備して記録を残す段取りが必須です。コンクリート内部に埋め込むPC鋼材の緊張作業である「緊張工」とは明確に区別され、こちらは外部に露出したワイヤーロープを扱います。よくある失敗は、張力が不足したまま放置して車両衝突時に防護性能を発揮できなかったり、逆に過度な緊張をかけて端末支柱を内側に傾けてしまい、基礎ごとやり直しになることです。

別の呼び方

ケーブル緊張

この工種の歩掛

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橋梁工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-08-01