高欄
こうらん
高欄とは
高欄とは、橋梁の両側や歩道の境界、屋上などの端部に、歩行者や車両が誤って落下・転落するのを防ぐために設置される恒久的な安全「柵(手摺)」のことです。語源は社寺建築の縁側に設けられる手すりである「こうらん(勾欄)」に由来します。橋梁工事や土木・建築工事において、主体構造が完成した後の仕上げ工程で設置されます。車両の衝突時の衝撃に耐える機能が求められる鋼製・アルミ製の車両用防護柵や、歩行者保護を主眼とし周囲の景観に配慮したデザインのコンクリート製・木製など、用途に応じた様々な種類があります。
出典: 道路橋示方書・同解説(日本道路協会)
現場での使われ方・注意点
橋面工の職人や土木監督が、仕上げ段階で地覆(コンクリート立ち上がり)の上に設置します。ボルトの締結トルク値を確認し、高所での手摺取り付け時は、自身の転落防止ハーネスを命綱(親綱)に確実に掛けて作業します。段取りの勘所は、地覆コンクリートを打設する前に、アンカーボルトの位置と高さをミリ単位で正確にセットしておくことです。よくある失敗は、橋全体が持つわずかなカーブ(縦断勾配や横断勾配)を考慮せずにまっすぐ取り付けてしまうことです。継ぎ目に段差が生じたり、全体の通りが悪くなって外観の美しさを損ない、発注者検査でやり直しを命じられる原因になります。
別の呼び方
ガードレール防護柵guardrail橋梁手摺地覆高欄
この工種の歩掛
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橋梁工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10