建辞郎建設・土木の用語辞典

架設工

かせつこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

橋梁工事

架設工とは

鋼橋製作工場などであらかじめ製作・分割搬入された主桁などの大型で重量のある構造部材を、大型クレーンや専用の特殊な架設機材を用いて現場の所定の高い位置(橋脚や橋台の上)に持ち上げ、高力ボルト等で連結して橋全体の巨大な骨格を空中で安全に組み立てる作業全体のことです。橋梁の上部工事における最大の山場となる工程です。施工現場の地形や下部の交差条件(河川や道路)に応じて、トラッククレーンベント工法、送出し工法、ケーブルエレクション工法、張出し架設工法など様々な種類が使い分けられ、使用する仮設備も異なります。

現場での使われ方・注意点

現場では「桁架設」や「橋桁(はしげた)の架設」と呼ばれます。段取りの勘所は、搬入される数十トンの桁の重量と重心位置を正確に把握し、使用するクレーンの定格総荷重やアウトリガーの張り出し幅、地盤の反力を事前の架設計画で緻密に検討することです。足場を組んで行う一般的な鉄骨建方と違い、空中の不安定な状態で巨大な部材のジョイントの穴を合わせるため、ミリ単位の繊細な操作が要求されます。よくある失敗は、ボルトの添接部(スプライスプレート)の摩擦面保護を怠ってサビや汚れを付着させ、所定の摩擦力が得られずに検査で不合格となることです。

別の呼び方

桁架け上部工架設

この工種の歩掛

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橋梁工事の中での位置づけ

架設工は「橋梁工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはプレストレス(3語の説明に登場)です。この分類の24語は橋梁工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-08-01